担当者から

御社の歴史や業務について。

広島県福山市本社がある防水・防音・止水材料のメーカーです。 　防水材に関しましては昭和40年頃から「非加硫ゴムシート防水」からスタートし、昭和後期から現在の塩化ビニル樹脂系シート防水「サンタックＩＢ」にシフトしています。
当初はドイツ（当時西ドイツ）から輸入、販売を行っていましたが平成元年から自社工場で製造し現在に至ります。新築工事・改修工事問わず全国の施設でご採用頂いています。
マンション改修分野では設計事務所様や管理組合様からご要望を頂き、塩ビシート防水機械的固定工法の性能を十分に活かせた屋根であるかを調査させて頂き、適材適所をモットーに提案させてもらいます。

製品開発のコンセプトやポリシーについて。

塩ビシート防水の開発から約30年になりますが、これまでの製品開発は耐久性・耐候性に重きを置いて行ってきました。
現在は耐久性・耐候性はもちろんですが、扱いやすい、監理しやすい製品の開発を進めています。

RASおよび職人マイスター制度に関わることになった経緯。

建設業界の作業員不足問題は現在とこれからの業界一番の問題ではないかと憂慮しています。
自社でも様々な形で施工支援の取り組みを実施していますが、個人で進めるよりも同じ目標を持った設計事務所、メーカーが集まるＲＡＳに参加する事で業界を維持させる事への近道ではないかと考えています。

「職人マイスター制度」のメリットについて。

施工者の資格は国家検定をはじめ、様々ありますが職人人マイスターは専門性が高い資格であると思います。
現在はマンション改修を中心としたものですが、その内容は今後、その他の分野でも活用出来るものであると考えています。

材料メーカーの立ち位置から、職人さんに伝えたいこと

塩ビシート防水だけでなく防水材として基本的な技量、知識を幅広く、身に付けて頂きたいと考えています

職人マイスター制度の試験を受ける方へのメッセージ。

まずはご自身の技能を公に証明する事で安定した工事の受注を目指して頂きたいです。私は一防水材メーカーとしての参加ではありますが、防水施工について一緒に学んで行きましょう。

材料特性

耐久性の他、水蒸気透過性が高く脱気筒が不要な防水シートを使用した工法です。
また耐鳥害性や難燃性も備えた防水シートです。
シート材ではありますが、細かい部位に対応するための副資材も豊富にラインナップしています。